プライベートゲレンデを活用して外国人富裕層旅行客を取り込むという視点

近年、スキーに慣れた欧米豪富裕層やスキー経験の浅いアジア富裕層が、日本にスキーを楽しみに訪れるケースが増えてきている。特に北海道のニセコは外国人富裕層に人気のエリアで、2019年冬にスカイニセコ、ザ・メイプルズニセコが開業。2021年にはコンドミニアム「雪ニセコ」が完成予定だ。

北海道以外でも、訪日外国人旅行客のスキー需要を取り込む動きが目立ってきている。長野県では、白馬村に外資系の「コートヤード・バイ・マリオット白馬」が開業。秋田県も、仙北市のたざわ湖スノーリゾートで訪日客向けモニターツアーを展開している。

特に当社が注目しているのは、秋田県が検討している、廃止した旧田沢湖高原アッスルスキー場をプライベートゲレンデとして活用するという視点だ(2019年1月時点では検討段階)。日本は雪質が良いと海外の観光客からの評価も高い。プライベートビーチのようにゲレンデ(スキーレジャー)をブランディングするという発想は、富裕層インバウンド戦略のひとつとしても効果的だと当社では考えている。

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