激化するホテルグループの富裕層囲い込み戦略

インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は2019年2月13日、高級ホテルやリゾート、スパを手掛けるシックスセンシズ・ホテルズ・スパの買収を発表した。シックスセンシズのすべてのブランドと事業会社が取得対象で、不動産資産は含まない。米国投資会社ペガサス・キャピタル・アドバイザーを通じて3億ドル(約330億円)のキャッシュで取得する見通し。

シックスセンシズは現在、モルディブやセシェル、タイのヤオノイ島、オマーンのジギーベイ、ポルトガルのドウロ渓谷などで施設16軒のホテルとリゾートで1347室を運営。富裕層向け旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー(Travel+Leisure)」では2018年に世界一位のブランドに輝くなど、高級リゾートとして世界の旅慣れた富裕者層に定評がある。

今回の買収によって、IHGは人気のある地域での事業に即時参入すると同時に、富裕層に向けた事業を加速しやすくなる。今回の発表に合わせ、シックスセンシズは今後10年以内にIHGグループとして60施設に拡張する計画も公開している。

IHGの最高経営責任者(CEO)キース・バー氏はシックスセンシズについて「ラグジュアリー分野の最高クラスにあるブランド」と評価。同社がもつ象徴的な施設をファミリーに迎えることでIHGのラグジュアリー事業がさらに素晴らしいものになると語っている。

記事元(トラベルボイス)はこちらから

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